千鳥の漫才について 3
さて今回は千鳥の漫才についての最終回!
千鳥の漫才を、千鳥の漫才たらしめている要素として最後に挙げるポイントがこれだ。
3.仲良し感
二人の漫才中の掛け合いは、まさに同級生によるじゃれあいのような空気感を持っている。
漫才の最中に自分たちのネタで笑ってしまうことも多々ある。それすらも千鳥の漫才では味になっている。自分で自分に笑ってしまうのはご法度という流れも軽くあしらっているかのようさ。
私はこの仲良し感こそが漫才のみならず、ロケ・スタジオでのトークなど全ての根っこにあると思う。
ひと昔前までは、芸人は相方と仲が悪いほうがカッコいいという空気がなんとなくあった。
しかし、今の視聴者は芸人さんが仲良しのほうが喜ぶ傾向にあると思う。
千鳥だけではなく、ダウンタウンや和牛やサンドウィッチマンなどあのじゃれあい感を楽しむ時代になってきている。
千鳥の漫才を見ていると、そのじゃれあい感がふんだんに感じられる。そのじゃれあいからアドリブも生まれるのだろう。
ただ、あの大悟さんのつい笑ってしまうのも私たちに向けて「わざと」やっているのだとしら……とも私は思ってワクワクしている。
ここまで三回に渡って千鳥の漫才について書いてきたが、もちろん三回で語りきれるものではない。
また千鳥についてはたっぷり書いていきたい。
つまり何が言いたいかというと
千鳥さん、大好きです。
ついまじめに書いてしまったが、これからもゆっくりとお笑いについて話していこう。
それではまた次回。