千鳥の漫才について 1
ORICONによる2017年ブレイク芸人ランキングでも3位にランクインするなど、正に飛ぶ鳥を落とす勢いのお笑いコンビ千鳥。
今日はこの千鳥について、特に彼らの漫才についてお話ししていきたいと思う。
今やバラエティで見ない日がない彼らだが、世にその名を知らしめたのは紛れもなく彼らの漫才だ。
千鳥の漫才の「すごさ」には多くの要素が隠れている。そのひとつひとつを見ていこう。
1.ワードセンス
これはもう別格。もう全盛期の松坂大輔くらい。
千鳥のブレイクのきっかけとなった「クセがすごい」もさることながら、大悟さん・ノブさんのどちらもがその時々に見合うパワーワードを生み出す。
素人のみならず、今の若手芸人さんは無意識にノブさんのツッコミを真似てしまうほどなんだとか。
「○○じゃ」や「大○○」は分かりやすいが、ツッコミとして単語だけでツッコむというのも千鳥が浸透させたのではないだろうか。
このように言葉や言い回しを世の中に定着させるというのは芸人としてかなりの影響力を持っていることがわかる。
「スベる」などの言葉を世の中に流行らせたあの松本人志に通ずるところがあるのかもしれない。
今風に言えばインフルエンサーなのである。もうすっごくインフルエンサー。
NHKの勧誘が来たので今日はこの辺で筆を置こうと思う。千鳥の漫才2に続く……