スリムクラブの漫才に憧れる 1
すっかり外も夏模様となり、今まさにお笑いシーズン真っ盛りと言ったところだ。
そこで今日はスリムクラブのお漫才を見ていく。
まず始めにはっきり述べておくが、私はスリムクラブの漫才に憧れるのだ。
彼らの漫才のなにがすばらしいのか。
「超スローテンポ」
これはスリムクラブの漫才を語る上で避けて通れないだろう。
2001年のM-1を見てもらえばわかるが、M-1ではテンポの速い流れるような喋りが王道とされてきた。
しかし彼らの漫才は…………おっっっそい!!
あれは間違いなく革命だ。一般的に章レースでは導入などボケではないところを削り、ボケ数を増やすのが定石だが、スリムクラブの漫才はボケの数で言えば少ないほうなのだ。
しかし1発1発が重すぎる。
例えるなら「ジャブやフェイントを捨て、渾身の右ストレートをガードの上からだろうと」…………訳がわからなくなってきたのでやめる。
逆を言えば長い間で客を待たせ、少ないボケで勝負する。なんとかっこいいスタイルなんだ。
個人的にはM-1の煽りの「一撃必殺」てのがぴったりすぎてたまらん。
また贅肉がつきすぎたので次回へ続く。
次回はスイカバー持参で。